事故物件になってしまった実家の処分方法

事故物件になってしまった実家の処分方法

自分や親兄弟などが暮らしてきた実家が、住む人がいなくなって空き家になった場合、長年過ごした家を売却する必要に迫られるケースもあるでしょう。

しかし、その実家の家屋内で不慮の事故や孤独死などにより亡くなってしまった人がいた場合には、「事故物件」という扱いになってしまうことがあります。この場合には、売却時に不利になることが多いです。このような家はどのように処分したら良いのでしょうか。

実家が事故物件になってしまうケースとは?

自分や家族が長く暮らした思い入れのある家を何らかの事情で売りに出すことになった時、何の問題もなく皆が新居に移ることができれば家を売ることができます。しかし、不幸な事件や事故、孤独死などが発生してしまった場合には、それは事故物件という扱いになってしまうことがあります。

事故物件とは不動産取引の際に、戸建てやマンションなどの建物内や共用部分で、住人が事故や事件に巻き込まれて、亡くなったりした場合などの物件をそう呼びます。一度事故物件扱いになってしまうと、その家の価値が大きく下がることがあります。不動産取引の際には、瑕疵担保責任を明確にするために事故物件であることを次の所有者にきちんと告知する義務があり、その家でどのような事件や事故があって、どのような亡くなり方をしたのかを伝えておかなければいけません。入居する物件で以前何があったのか、気にしない人であれば問題はありませんが、事故物件は忌避されることが多いです。なので、事故物件を売却する場合には、なかなか売れなかったり、希望価格で売却したりすることが難しくなります。

もしも、自分が暮らした実家でそのようなことが起きた場合には、どうしたら良いのでしょうか。その家の処理の仕方や、売却できない場合の処分の方法にはどのような方法があるのでしょう。

事故物件になった家はどのように処理したらよい?

自宅が不幸にも事故物件になってしまった場合には、処理しなければならない問題がたくさん発生します。

まずは遺品整理です。
売却するためには家を空っぽにしなければいけないので、日用品・家具・家電を処分しなければいけません。破損箇所があれば修繕をしたり、清掃しておく必要もあります。処分したい品々と、形見として残しておきたい品々や貴重品などを選り分ける作業も大事です。処分したい不用品の分別や、家具・家電の運び出しは時間も人手もかかります。あまり他人に入ってほしくない作業かもしれませんが、あまり時間が取れない方や、人手の確保ができない方、遠方にお住まいで何度も通うことが難しい方は不用品回収業者への依頼を検討してみてください。一人では持ち運びの出来ない大型の家具なども難なく処分してもらえますし、自治体のゴミ回収では処分できなくなった家電製品でも回収・処分をしてもらえます。

また、事故死や孤独死が起こってしまって遺体の発見が遅れてしまった場合などはより深刻な状況になります。悪臭が発生したり、腐敗で畳が傷んでしまったりしてしまうと、片付けや一般的な掃除では物件を維持するのが難しいです。不用品回収業者の中には、事故物件を扱う経験が豊富であったり、腐敗した遺体回りの特殊清掃に対応している業者もあります。悪臭の元を消毒したり、害虫の駆除をしたり、売却できる状態になるまで徹底的な清掃を行ってくれます。

事故物件となり売れない不動産の処分方法とは?

事故物件を売却する場合の相場は、一般の家よりも2割から3割程度も安くなってしまいます。次の所有者が問題なく利用できる状態になるまで清掃や修繕を行っても、なかなか買い手がつかないためにこの価格帯になってしまうのです。

不動産業者の中には、事故物件の買取を専門に扱っている不動産業者もあります。事故物件以外にも、火事や水害の被害物件や、近隣に嫌悪されるような施設がある物件の買取を取り扱っていますので、なかなか売れない事故物件を抱えている場合には、そのような事故物件専門の業者に相談してみるのも良いでしょう。

不用品回収業者の中には、物件ごと処分を請け負ってくれる業者があります。物件の中にある生活用品や家具の回収・処分だけでなく、物件自体の売却や解体に対応している業者もありますので、売れないのならいっそ解体してキレイに整地した土地として売却することが可能です。どの不用品回収業者でも不動産売却・解体に対応しているわけではないので、電話やホームページなので対応している業者を探してみてください。大事な月日を過ごした実家です。後悔のないようにお別れをしてください。