捨てたいけど捨てられない…思い入れのある家具
勉強机をはじめとして、時の流れととも使わなくなる家具があります。
住まいのスペースを有効活用したいなら、使わない家具は捨てるのが基本となりますが、実際にはなかなか処分する決心ができない場合もあると思います。今回は捨てられない背景や思いを説明し、対処法についても紹介します。
子供の思い出がつまった家具は捨てにくい!ベビーベッドや勉強机
捨てられない人が多い物として、子供が小さい頃に使っていたものが挙げられます。
成長にともなって役割を終えた後でも、処分するのは惜しいです。特に、ベビーベッドは短期間しか使えない家具ですが、子供の成長後も捨てられずにおもちゃ入れなどに使っている家庭が多いです。生まれてきてくれたことに感謝したり、将来の姿を想像したりするなど、愛おしい気持ちで使ってきたベビーベッド。幸せな感情が胸に強く刻まれていると、使い道がなくても捨てられません。
勉強机に関しても、同じような理由で捨てられない家具です。子供が学校を卒業したり、家を出て独立してしまっても、そのまま部屋に残している人は多いのではないでしょうか。処分してしまうのは成長過程の思い出を捨ててしまうようで思いきれない人もいるでしょうし、小学校に入学した時からずっと部屋に置いてあるので部屋の一部のような感覚になっている人もいると思います。
また、それほど感傷的にならなくても、ベビーベッドや勉強机などは大きくて捨てにくいため、そのまま置きっぱなしにしているという家庭もあるでしょう。
結婚祝いの家具も捨てられない?婚礼タンスやドレッサー
結婚は人生の一大イベントの一つです。少し前であれば、婚礼タンスやドレッサーなどの家具は嫁入り道具として必需品でした。しかし、ライフスタイルの変化などにより、使わなくなることが多い家具でもあります。たとえば、引っ越し先に衣類用の大きなクローゼットがあれば婚礼タンスは不要になりますし、仕事や家事が忙しくなるとメイクは洗面所の鏡で手短にに行う習慣がついてしまうと、あまりドレッサーを使わなくなるでしょう。
やはりお祝いの品として親からもらった嫁入り道具は決して安い物ではないため、そうそう捨てられるものではありません。処分することに対して、申し訳ないと思ったり縁起が悪いと感じたりするのはおかしいことではありません。贈ってくれた人が家に遊びにくる機会があれば、さらに捨てにくくなってしまいます。
新婚当時の思い出がつまっていることも、捨てられない理由の一つです。たとえば、結婚式や新生活の準備でお金が不足しやすい当時は、お祝いの家具を使っていた時期もあると思います。新婚生活の思い出が残っている品であることや、夫婦で協力して歩んできた歴史を感じる家具であることも捨てにくい理由になっているでしょう。
思い切って処分したいなら不用品回収業者が便利!
捨てたくても捨てられない物があるなら、不用品回収業者の利用を検討しましょう。経験豊富な不用品回収業者であれば、大型の家具であっても運び出す技術を持っていますので大きな勉強机や婚礼タンスであっても回収してもらうことができます。
自治体に依頼して粗大ゴミを処分する場合は、事前に手数料券を購入したり、指定された日時に指定された場所に運び出しておく必要があります。一人暮らし世帯や高齢者世帯では現実的に難しいですが、不用品回収業者であれば電話一本で回収を依頼することができます。多くの不用品回収業者は無料での見積もりに対応していますし、急ぎで処分してほしい場合にはその日のうちに回収に来てもらうこともできます。
状態が良いものであれば買取やリサイクルに回してもらうこともできるので、ゴミとして処分することに抵抗がある場合は買取希望を出してみてはどうでしょうか。捨てるのではなく「引き取ってもらう」と考えれば、晴れやかな気持ちで見送ることができるかもしれません。