誰もが避けて通れない「実家の断捨離」

誰もが避けて通れない「実家の断捨離」

モノがあふれかえった実家の片付けをしようと思っても、なかなか思うようにいきません。なぜなら、実家は自分の家ではなく親の家だからです。主導権はあくまでもそこに住んでいる親にあるため、古くなって壊れているものであっても親が首を縦にふらなければ捨てることはできません。だからといっていつまでもモノに溢れた生活を親にさせるわけにもいきません。そんな実家の片付けは、どこから手をつけるのがよいのでしょうか。

実家の断捨離はまず自分から始める

久しぶりに実家に帰ると、いつの間にか物が増えている事ありませんか?

住む人が減って誰も使わなくなった収納家具がそのまま置かれていたり、何年も着なていない服がタンスを圧迫していたり。実家に開かずの間がある方は要注意です。実家を断捨離するには、まず自分のものから処分していきましょう。意外と自分のものが残っていることもあると思います。断捨離とは、捨てることで自分の心と向き合う作業を行うことです。自分と向き合い、人生をゆっくりと見つめ直してみましょう。終わる頃にはぽっかりとスペースが空いているはずです。このスペースは、実家の片付けを本格的に進めるための大切な場所となります。また、自分が片付けをすることで家族が掃除を始めるという事もあります。たまに帰ってきてただ「捨てろ」というよりも断然説得力があります。捨てる時の気持ちがわかるようになるので、捨てられない親に対する声かけも上手くできるようになるのではないでしょうか。

「いつか着るかも」はもう着ない服

女性によくあるのが「痩せたら着る」「高かったから捨てられない」服のストックです。

しかし、実家にある服は購入してから10年も20年も経過していることも珍しくありません。若い頃の服をおばあちゃんになって着こなせますか?そういう方もいるでしょうが、大多数の方には体型も年齢も似合わなくなっているはずです。必要なのは「いま」着る服です。「いつか」のためにスペースを無駄にするのが一番もったいないことです。ブランド物であればリサイクルショップやオークションなどで売れるかもしれません。もったいなくて捨てられないなら、寄付をするという方法もあります。よく見たら色褪せや虫食いなどで傷んでいたり、誰も欲しがらないほど流行遅れになっている服もあると思います。貰い手がなさそうな服は思い切って捨ててしまいましょう。

それでも捨てるのを渋ったら、「これを捨てて新しい服を買ってあげよう」と誘導するのも効果的です。実際、服のデザインは数年で変わってしまいますし、体型に合わない服を着るのはかっこうが悪いです。スペースができれば新しい服が手に入るというメリットを伝えるのも、服を捨てるためには有効な手段です。

趣味の物や思い出があるものは最も捨てにくいものです。一度に捨てられなければ時間をおいて、定期的に見直すようにするとよいでしょう。じっくりと時間をかけることで、いる物といらない物を見極めることができます。本当に残しておきたいものだけを厳選していくことで生活も気持ちもすっきりしていくはずです。

片付けたい!でも自分だけでは難しい場合は

実家の片付けのポイントは、まず自分の物から処分を始め、説得をしながら親の服や日用品に手を付けて、家具などに移っていくことです。

出来るところから、目についた所からでもかまいません。少しずつ、いる物といらない物を分けていくことから始めましょう。物を手放すことは、気分がスッキリするだけでなく生活スペースの確保にもなります。動線を確保することで動きやすくなり、転倒などの心配もなくなります。できることなら、親が元気でいるうちに一緒に片付けをしてしまいましょう。物にまつわる素敵な思い出話が聞けたり、大事な品が出てくるかもしれません。

実家を断捨離したいけど自分だけでは難しい、思いのほか処分が必要な品が多くて困っているという方には不用品回収業者を利用することもおすすめです。ブランド物や貴重品は買い取って貰うこともできますし、リサイクルに出すことで物を捨てるという罪悪感も薄れます。家具を処分することになっても、高齢者の世帯では家具を移動させるだけでも大変です。サイズの大きな不用品、量が多い不用品なども一気に処分してもらえるのでとても便利です。