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カーテンを買い替えたい!…けれど、今ある古いのをどう処分すれば?

カーテンの買い替えを考えているときに古いカーテンの処分方法に困ることはよくあります。お得な形で処分できるようにするのはどうしたら良いのでしょうか。不用品回収業者に依頼するのも簡便で良い方法ですが、一通りの方法を検討した上で最良なものを選び出した方が後悔しません。

カーテンの回収や買取の事情を理解しておきましょう。

廃棄処分費用は低いが買取もあまり行われていない

カーテンの処分をするときには様々な方法があります。ほとんどの自治体ではゴミとして収集をしているので単純に捨てることができます。自治体のルールによって可燃ごみ、不燃ごみ、衣類などのリサイクル品などといった異なる分類で回収されているので確認した上で正しい方法で捨てることが必要です。

また、引っ越しや遺品整理などの際によく用いられる不用品回収業者でも引き取りをしています。

カーテンの回収については費用がかからない業者が多いので処分に困ることはあまりありません。業者によっては若干の価格で買い取ってくれる場合もありますが、カーテンの状態によって大きく左右されるので注意が必要です。そもそもカーテンはリサイクルショップなどでもあまり精力的に買取を行っていません。これはカーテンは消耗品として位置付けられていて、購入するときには新品を利用するケースが多いからです。

全くニーズがないわけではないことから買取をして中古カーテンの販売をしていることもあります。特にキズや摩耗が目立ったり、日焼けやタバコなどで修復が難しくなったりしてしまっているときには買取価格が付かないのが一般的です。クリーニング費用を差し引いても業者が利益を得られると判断できないと買取価格は付きませんが、布生地としてリサイクルすることはできるため、無料での引き取りがよく行われています。

機能性が高くて人気のカーテンは買取が可能

買取を依頼しても価格が付かないのならゴミとして捨てるか不用品回収を依頼するのが良いという考え方もあります。しかし、ものによっては高額で買い取りしてもらえるので、買い替えのときには買取業者に一度は相談してみるのが賢明です。一般的な機能性の高くないカーテンなら量販店で購入すると千円もしないため、リサイクルショップでも再販するときに価格的なメリットを生み出すことは難しくなります。ところが、UVカットや断熱加工、遮熱加工などが施されているカーテンの場合には単価が高く、再販の際に新品と比べて価格的なメリットを生み出すのが容易です。

また、アコーディオンカーテンやロールカーテンのようにもともと価格が高いカーテンの場合や、有名ブランドのカーテンの場合にも同様のことが言えます。このようなときには状態が悪くなければ数百円から数千円での買取が行われているので見積もりを取ってみるに越したことはありません。人気があるブランドで機能性も高く、評判の良い柄のものの場合には買取価格が一万円を超えていることもあります。

もし業者での買取価格が高くなくてもオークションで売ると買い手が見つかる場合も少なくありません。付加価値が十分にあると考えられる場合にはクリーニングしてきれいにした上で写真を撮影し、ネットオークションに出してみるのも良い方法です。

退去時には必ず持って出なければいけない

賃貸住宅の場合、退去時には全ての持ち物や家具を持ち出すこと必要がありますが、カーテンに関しては家具や持ち物という認識があまりないため、部屋がガラ~ンとした状態になって初めてカーテンの存在に気付く、ということもありそうです。しかも、カーテンは生地が厚く、長さもあり、生地の質によってはそれなりの重さもあるので、引っ越し作業が大詰めになってからバタバタと処分方法を調べていては大変です。あらかじめ処分方法や業者は考えておきましょう。

また、新しい住居に移った際にまた使おうと思って運んだカーテンが、大きさや長さが合わなかったり、カーテンレールの形状が合わなかったりで使えないということもあるかもしれません。そうなると、残念ですが、買い取りやリサイクルに見合わない一般的なカーテンは不用品回収業者に引き取りを依頼するなど、処分する方向で考えましょう。

カーテンの買い替えには業者選びが必須

古いカーテンの処分方法は新しいカーテンの買い替えとセットで検討しましょう。

処分方法は大きく分けると、「ゴミとして捨てる」「買い取り・リサイクル」「不用品回収業者に引き取りを依頼する」のいずれかになります。ですが、買い取りやリサイクルはカーテン自体の質や生地の質、カーテンの状態にも左右されます。一般的なカーテンや長く使ったカーテンであれば、不用品回収業者に一任してしまうのが、一番手間がかからない方法だと言えます。

処分したいカーテンに応じて適切な業者を選んで相談することが大切です。