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年末必見!クリスマスツリーの処分方法

年末年始、冬休みに入っていちばん最初の行事といえばクリスマスで、日本の国民的行事としてかなり昔から定着しています。

サンタクロースがプレゼントを子どもたちに配る、恋人や大切な人と一緒に過ごす、気の置けない仲間と楽しくワイワイとパーティをして盛り上がるなど、人によりクリスマスへの想いはさまざまですが、その起源を正しく理解できている方は少ないでしょう。

クリスマスの起源

クリスマスはイエス・キリストの誕生日であり、その生誕を皆で祝うという意味合いのキリスト教徒の礼拝日が世界中に広まったものとされているのですが実は、冬至も関係しているといわれています。

古代ローマ帝国では太陽を神と崇め、信仰されていたといわれています。ところが夏から冬、下半期にかけて日照時間が日々短くなるため死が近付くのでは? と恐れられていたようです。

ところが、冬至を境に日照時間が再び長くなるため、太陽が復活したといい、祝ったのが冬至祭であり、その日を祝祭日としていたのです。

そのもともとあった祝祭日に乗じて、キリスト教の指導者らが異教徒と対立することなくキリスト教を広めようとその日をイエス・キリストの誕生日とし祝いはじめたという説があり、冬至祭は結果的にクリスマスとして定着、全世界に浸透したのです。

クリスマスツリーの起源

クリスマスツリーの起源はドイツといわれており、15世紀にあるパン職人の信心会が、聖霊救貧院に飾ったものという説のほか、マルティン・ルターが子供部屋に飾ったものという説もあります。

ドイツだけで広まっていたクリスマスツリーはやがて、18世紀に入ってドイツ移民がアメリカに持ち込み、19世紀半ばに入ってイギリスに伝わり、同時期に日本でもプロイセン王国の使節が公館に飾ったといわれています。

クリスマスツリーにモミの木が使われてきた理由は、キリスト教では「奇跡の木」とされていたからです。モミの木は常緑樹で永遠の命を、その形状は三角でキリスト教の概念「三位一体」を表わせたからともいわれています。

日本の家庭で飾られるクリスマスツリー

日本で飾られる家庭用のクリスマスツリーは、大きく次の2つに分けられます。

・本物のモミの木
・プラスチックなどでつくられたクリスマスツリー

今では、大手北欧インテリア家具店などがクリスマスシーズンになると本物のモミの木を販売しています。多くの家庭の倉庫や押し入れ、クローゼットに眠っているのは、プラスチックなどでつくられた玩具のクリスマスツリーでしょう。

しかし、今はLED電飾が使われカラフルにライトアップされ、季節のインテリアとして毎年、室内に飾れるようなオシャレなものも増えてきていますが、多くの家庭では子どもが大きくなると飾らなくなってしまったり、家の中にクリスマスツリーがあったこと自体、忘れられてしまっていることでしょう。

本物のモミの木、ホコリがかぶった箱に入れられたままの古いクリスマスツリー、電飾系が壊れてしまい使えなくなったクリスマスツリーなど、どう処分すべきかでお悩みではありませんか?

そこで、ここからはクリスマスツリーの処分方法について見ていきます。

本物のクリスマスツリーの処分方法

市販されている本物のモミの木を購入し飾りつけなどをしていた場合ですが、販売店が引き取ってくれる場合は飾りつけを取り外し、指定期日までに販売店に持ち込むようにしましょう。

販売店が遠方になってしまう場合や期日を過ぎてしまった場合は、次章に譲ります。

飾りつけ、その他のクリスマスツリーの処分方法

飾りつけについて翌年以降も使えそうなものはとっておき、所定の場所にしまいます。それ以外は、お住まいの自治体の分類方法に従い、燃えるゴミ、燃えないゴミに分けて捨てましょう。

紙、厚紙、プラスチック、紙粘土などの飾りつけ→燃えるゴミ
点灯しなくなった電飾、金属、ガラス、ペットボトルでつくった飾りつけ→燃えないゴミ

が一般的ですが、分解することができず所定のゴミ袋に入らないような場合は、自治体の粗大ごみ受付に電話して、回収してもらえるよう依頼しましょう。

ただし、自治体によってはクリスマス後の26日にはすでに年内の回収受付が終了している場合もありますので、年明けに回収を依頼されるか、翌年以降は前もって計画的に回収日を決め、お願いするようにしてください。

それでも、大掃除で大量の不用品が出たのでクリスマスツリーと一緒に処分したい、年をまたがずに年内にゴミをキレイに処分してしまいたい、新しい年にゴミを持ち越したくないという方は、ご自身でゴミ処理場まで持ち込むか、不用品回収業者にお願いする方法が残されています。

不用品回収業者なら年内営業日までに人員やトラックの空きがあれば、早ければ即日、駆けつけてくれるはずです。

年末年始は何かと物入りで、業者にお金を出してまでお願いできそうもないといわれる方もいるかもしれませんが、LED電飾でまだまだ使えそうなクリスマスツリーなら高値で、そのほかもジャンク品として買い取ってくれる場合もありますので、まずはダメ元でお電話し、見積り・査定依頼をされてみてもいいでしょう。

不要なクリスマスツリーがあれば一度、不用品回収業者に相談されてみてはどうでしょうか。