オフィスもSOHOも!デスク回りの断捨離
一日のうちの大半を過ごすため、デスク回りは紙類などをためこんでしまいやすく定期的に整理する必要があります。しかし、愛着がある本や思い出深い手紙は処分しにくいですよね。そこで今回は、デスク回りに溜まりやすいアイテムを断捨離する方法を紹介します。断捨離することによってデスクでの作業を効率良く進められる上に、見た目がスッキリすれば気持ちもスッキリとリフレッシュして新たな物事に挑戦する意欲がわいてきます。
書類を片付けるコツ
定期的に書類を断捨離する習慣を身に付けておけば、仕事を円滑に行えます。デスク回りを整理整頓する際のコツは、「少しだけ」片付けることです。全てをスッキリ片付けようと欲張らずに、同じ種類の資料、同じところに保管している資料、同じ時期に発生した書類など、書類の種類や置いてある場所で区切って、「そこだけ」片付けるのです。集めた書類を全部捨てなくてもいいんです。保管する必要性があるかどうかを確認しつつ仕分け作業を進めましょう。
定期的に発生する資料や冊子は、1ヶ月に1回でも3ヶ月に1回でもいいです。まとめて処分しましょう。捨てるのに抵抗があるものは残しておけばいいですし、丸々残しておかなくても必要なところだけスクラップしておくこともできます。
一定期間以上保管しておく必要がある書類は、時系列やジャンルによってクリップやファイルでまとめておきましょう。付箋も有効です。ただ積み重ねておくよりは、付箋に書類の内容や処分可能な日付などを書いて貼っておけば、「少しずつ」片付ける時に処分が必要かどうかを判別する時に便利です。
手紙を捨てるためには
送り主が手書きで送ってくれたハガキや手紙は、処分するのが難しい品です。
一度捨ててしまった手紙は二度と手にとって目を通すことができないので、「手紙は捨てるべきではない」と思われがちです。ですが、過去にもらったハガキや手紙を定期的に読み返していますか?と問われれば、イエスと答える人はほとんどいないでしょう。思い切って手紙を手放しても不便に感じることはほとんどありません。思い込みを捨てて、手紙の断捨離をスタートさせましょう。
まずは、手紙を一カ所に集めてどれだけの量を溜め込んでいたかを確認します。次に、手紙の仕分け作業を行います。仕分け作業の際には、現在も交流がある人から送られてきた手紙を1つの箱に入れて保管します。現在は疎遠になっている人々からもらった手紙は処分しましょう。どうしても手紙を捨てられない方には、手紙のデータ化がおすすめです。手紙をスマートフォンやデジタルカメラで撮影してデータとして保存しておけば、処分した時の心苦しさがいくぶんか和らぎます。その上、いつでも手紙の内容を読み返せますし、住所の確認も可能です。
本を潔く捨てる際のポイント
ビジネスマンの中には、本や漫画が仕事に役立っている方々が少なくありません。しかし、不要になった書籍を収納する本棚のスペースには限りがありますし、積み上げておくにも限界があります。
まず、一冊ずつ手に取ってみましょう。そして、今の自分自身に必要か否かを確認します。読んでいる自分の姿、仕事で活用する様子が頭に浮かばない場合には、手放すことが望ましいです。1年以上読んでいない本は、今後も読み返す機会はほとんどないでしょう。処分してスペースを空けることで、新たな本の収納スペースを確保する方が建設的です。年月の経過に伴って趣味や仕事内容が変化すれば、自ずと読む本の傾向も変わります。当然、読まない本が増えてきます。年末もしくは年度末に断捨離を行い、不要な本を整理しましょう。
購入したものの手を付けていない本や、途中まで読んでまだ読み終わっていない本も断捨離の対象となります。「読みたい」という気持ちが高まっている購入前後の機会を逃すと、すっかり気持ちが離れてしまうので一定期間が過ぎても読み終えていない本は、読破する可能性がゼロに近いです。手にとって仕分け作業を進める際、ページをめくって内容を確認したい衝動に駆られますが、耐えましょう。時間ばかりがかかって、捨てるのをためらってしまうことになります。
読書家や本好きの人なら「本を捨てるなんてとんでもない」と感じる人も多いでしょう。処分することに抵抗があるなら、最終手段として古本業者に引き取ってもらいましょう。蔵書が大量にある人は、不用品回収業者に依頼をすれば自宅まで回収に来てくれますし、業者によっては本の買取を行っている業者もあるので、ゴミとして処分することなく必要としている他の誰かの手に渡るかもしれません。