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不用品回収で買取をしてもらう時、見積もりの基準になるポイントとは?

不用品回収業者へ不用品の買取を依頼する際には、まず見積もりをとってもらいましょう。見積もりをとらずにいきなり依頼をしてしまうと、相場よりも買取金額が少なかったり、買取ってもらえなった不用品の処分に困ってしまったりする可能性があります。

また、買取に出す場合は、見積もりの金額だけを見るのではなく、業者の対応をチェックすることも重要です。

そこで、不用品回収で買取ってもらえる品目や買取金額を高くするための方法、信頼できる業者選びのポイントを紹介します。

買取に出せる品目と出せない品目

買取の対象となる品目は、業者によって違いがあります。タンスやソファ、ダイニングテーブルなどの家具は、多少の傷や使用感のある中古品でも買取ってもらえる場合が多いです。

特に北欧家具やブランド家具は高い値段がつく傾向があります。しかし、ノーブランドの家具や購入から10年以上経っているような古い家具は、数百円程度の値段しかつかなかったり、買取を断られたりするケースもあるので気をつけましょう。

食器やタオルなどの日用品は、未開封のものや新品に近い状態のものほど高く買取ってもらえます。ただし、高級ブランドの製品なら使用済みでも買取対象となることが多いので、査定に出してみることをおすすめします。

楽器やオーディオ製品、カメラ、フィギュア、本など趣味嗜好品は、専門店に持って行ったほうが、適正な価格で買取ってもらえる可能性が高いです。リサイクルショップなどに出すと、たとえプレミアがついているアイテムでも、店の相場により価格が決まってしまいます。専門店なら査定のポイントが細かく決まっているので、希少価値の高いアイテムにはそれなりの値段がつきます。

家電製品を買取に出す場合は、PSEマークがついている製品か確認しましょう。PSEマークとは国の安全基準を満たした電気製品であることを証明するマークです。PSEマークがないと買取の対象外となってしまうことも多いので気をつけましょう。また、医療器具や医薬品、食品など衛生上の問題があるもの、海賊版やコピー品、改造済みのエアガンなど、法律に抵触するものも買取ができません。

高く買取ってもらうためのポイント

高く買い取り

見積もりの際に、高価買取のためのポイントをおさえておくと、買取金額アップも期待できます。まずは、買取に出す前に、できる範囲で汚れを落としておきましょう。汚れが少ないと業者側で掃除をする手間が省けるぶん査定額は上がります。

また、なるべく多くの不用品をまとめて見積もりに出したほうが、金額としては高くなる傾向です。取扱説明書や消耗部品、付属品などもすべてそろえておくと、さらなる金額アップが狙えるでしょう。

食器棚の棚やロッカーの鍵などは、外したまま忘れてしまうことも多いので、しまった場所をきちんと把握しておくことも大切です。部品が足りないと、新品同然のものや購入してから日が浅いものでも価格が下がってしまいます。

また、エアコンや加湿器などの生活家電や衣料品は、買取に出す時期も重要です。見積もりは中古市場の相場にもとづいて算出されます。そのため、扇風機やサーキュレーター、夏物の衣類は春に、ヒーターや冬物の衣類は秋など、需要が多くなる季節に合わせて売りに出すと良いでしょう。

ただし、電化製品は正常に作動する状態でなければ買取ができません。査定員が動作できるよう、見積もりは電源が確保できる場所で行いましょう。見積もりの前に、自分である程度動作確認をしておくと、より安心です。

ブランド品のバッグやジュエリーは、外箱や保証書がついていたほうが買取価格が上がります。純金やプラチナなどの金属製品は、レートにより価格が決まるので、レートが高くなる時期を狙って買取に出すのも良いでしょう。場合によっては購入時よりも高い値段で買取ってもらえるケースもあります。

信頼できる業者を選ぶには

業者

不用品を買取に出す際、複数の業者に見積もりをとってもらい、買取価格を比較したうえで選ぼうと考える人も多いでしょう。ただし、買取価格が高いからという理由だけで業者を選ぶのはおすすめしません。

見積もりを依頼する段階で、業者の対応をしっかりとチェックしましょう。見積もりだけと伝えていたにも関わらず、あくまで見積もりだけという姿勢で相談した時に、難色を示す業者は候補から外すべきです。

また、しつこく契約を迫って来る業者も信用できません。勇気を出してはっきりと「契約しない」と伝えましょう。

また、見積書を作成した段階でひととおり目を通し、わかりにくい部分については質問することも重要です。きちんとした業者なら、質問をしても面倒がらず丁寧に説明してくれます。業者とのトラブルを防ぐためにも、「作業をする日時」「増やせる荷物の量」「別料金が発生する条件」など、細かい部分まで確認しておきましょう。

見積もりを依頼する業者がある程度絞れたら、インターネットで口コミを調べてみることをおすすめします。必ず口コミが見つかるとは限りませんが、ある程度実績のある業者なら、口コミが見つかる可能性が高いです。

万が一、口コミがまったく見つからなければ、知名度のない小規模な業者とも判断できます。口コミをうのみにするのは危険ですが、参考程度に目を通しておくのも良いでしょう。悪質な不用品回収業者は、不用品を相場よりもはるかに安い価格で買取ったり、不法投棄したりする場合もあり社会問題となっています。トラブルに巻き込まれないためにも、信頼できる業者を選びましょう。