• 不用品回収

不用品回収の繁忙期っていつ?時期によって値段が変わったりする?

引っ越しや模様替えなどで生じた不用品は、なるべく速やかに回収してもらいたいところです。しかし、不用品回収にも繁忙期というものがあります。

また、民間業者を利用した場合、回収の値段に明確な基準というものはありません。業者の言い値で値段が決まることが多いので、繁忙期に回収を依頼した場合は相場より高額の料金を請求される可能性もあります。

時期によっては回収になかなか来てくれないこともあるので、繁忙期に回収依頼を出すときはくれぐれも注意が必要です。ここでは、不用品回収の繁忙期や、その時期に回収依頼を出す際の注意点などについて紹介します。

不用品回収の繁忙期っていつ?

不用品回収の繁忙期は引っ越しシーズンと被ります。特に春先は新しい生活のために引っ越しする人が多くなるので、不用品回収業者への注文も増える時期です。引っ越しに合わせていらなくなった粗大ごみなどを処分することが多いため、不用品回収業者への注文も必然的に増える傾向といえるでしょう。

引っ越しする人が多い2~4月くらいの時期は不用品回収の繁忙期ですので注意が必要です。また、引っ越しだけでなく、大掃除をする時期も不用品は出やすい傾向です。そのため、大掃除をする人が多い年末も不用品回収業者が忙しい時期になります。つまり、11~12月にかけても不用品回収の繁忙期です。

もし、不用品回収の料金をなるべく抑えたいのであれば、11~12月や、2~4月という不用品回収の繁忙期はできるだけ避けた方が良いでしょう。繁忙期になれば不用品回収業者も大忙しです。閑散期に比べると、費用が2~4倍近くに跳ね上がることもあり、その時期に不用品回収の依頼をすると費用負担が重くなってしまいます。繁忙期には、回収スタッフの人材が不足してしまうという不用品業者も出て来る点も見逃せないポイントです。

人員が足りない業者では、少しでも時給を増やして人材を確保しなければなりません。そのため、人材が足りなくなりがちな繁忙期は人件費が高騰し、それが回収費用に上乗せされることによって料金が高くなってしまうのです。また、一時的な人材確保を余儀なくされることから、短期のアルバイトなども増える傾向といえます。費用負担が重くなるだけでなく、閑散期に比べて繁忙期はサービスの質も落ちる傾向です。

もし、不用品回収を急いでいないなら、なるべく繁忙期に依頼を出すことは避けましょう。閑散期を狙って回収してもらった方が総合的にお得です。

繁忙期に依頼を出すなら!早めの行動が大事

早めに

繁忙期に不用品回収を依頼すると、忙しい業者の場合はなかなか予約が取れないこともあります。また、予約した日になっても、時間通りに業者がやって来ず、回収がずいぶん遅れてしまうことも珍しくありません。料金も高騰しがちですから、なるべく繁忙期には依頼を避けたいところですが、どうしてもその時期に回収してもらわなければならない不用品があるなら、以下のことに気をつけて回収依頼を出してみてください。

まず、繁忙期に依頼する際は、「なるべく早めに回収依頼をしておくこと」が大事です。たとえば、これから引っ越しをするとき、引っ越し当日に不用品を回収してもらうのでは遅いでしょう。引っ越し当日になる前に回収業者に依頼して、いらないものを早めに処分することが賢明です。

引っ越しの日がすでに決まっているなら、その日から逆算して不用品をまとめてしまってください。こちらが依頼した日に業者が来られない場合もあるので、なるべく日取りに余裕を持って依頼を出せれば安心です。

時間的に余裕があれば複数の業者から安いところを選んで依頼を出すこともできるでしょう。それから、回収料金をチェックすることも忘れないようにしてください。業者によってはホームページやチラシに料金を明記していない場合もあります。そのような業者では、実際に見積もりをしてみないと料金が出せないことが多い傾向です。

繁忙期になると高い料金を提示してくる可能性もあります。そのため、ホームページやチラシなどを見て料金がしっかり明記してある業者を選ぶのがおすすめです。

業者に依頼をする際の注意点

注意点

業者への依頼を電話でする場合、自分の出す不用品の量や大きさを正確に告げておくことが大切です。回収当日は不用品の量や大きさに合わせてトラックを用意することになります。しかし、あらかじめ告げられていた量や大きさと実際の状況が違っていた場合は、結果的に費用面で負担が重くなってしまうことがあるので注意してください。

たとえば、大きなトラックを用意したのに、実際の不用品の量が想定より少なかったときです。大きなトラックを用意すれば、その分だけ費用は高額になります。

この場合、正確に不用品の量や大きさを伝えていれば、その分の費用を節約することができたかもしれません。特に繁忙期は業者との間で意志の疎通がうまくいかない場合もあります。それだけに、電話で回収を依頼する際は、できるだけ正確に不用品の量や大きさを伝えるようにしてください。

また、繁忙期は業者によって料金に大きな差ができやすくなります。そのため、なるべく複数の業者に連絡を入れて、料金の比較検討をすることが大切です。複数の業者を比較して、その中から安い業者を選べば費用の節約ができます。

A社からの見積もりをB社に見せて、それよりやすくならないか値引き交渉してみても良いでしょう。もちろん、不用品回収を自治体に依頼すれば料金はいつでも一定です。しかし、自治体の不用品回収にも繁忙期があります。民間業者と同じく、大掃除や引っ越しシーズンは自治体も大忙しです。その時期に依頼を出しても、予約を取るのはなかなか難しいでしょう。

いずれにしても、不用品回収を依頼するなら、なるべく繁忙期を避けたり、早めに依頼を出して速やかに処分してもらったりするようにしましょう。