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乗らなくなった原付バイクの処分方法

乗らなくなった原付バイクを処分するのが億劫で、ガレージや庭先に放置してしまっていませんか?

専門業者に売却や引き取りを依頼するなど処分方法は様々ですが、原付バイクの状態によっておすすめの方法は異なります。また、原付バイクを処分するに当たって必要な手続きもあります。購入したからにはいつか手放す日が来るものです。原付バイクの処分方法を学んでおきましょう。

原付バイクを処分するには手続きが必要

原付バイクを処分するためには、廃車手続きが必要になります。

廃車手続きを行わないでいると、手元に原付バイクが無くても毎年自動車税の請求が来ることになりますので、各市町村の役所で廃車手続きを行いましょう。手続きの際に必要になるのが、「車体から外したナンバープレート」「標識交付証明書」「印鑑」です。窓口で廃車申告書を提出することになりますが、この書類は役所に行くと貰うことができるので、事前に準備しておく必要はありません。地域によっては役所のホームページから事前にダウンロードすることも可能です。窓口での手続きが終われば廃車証を受け取って、廃車手続きは終了です。

また、廃車手続きをした際に自賠責保険の有効期限が残っていると保険料の残額を受け取ることができます。任意保険も、まとめて支払っている状態であれば保険料が戻ってきます。そして自動車税ですが、4月1日時点で登録されている原付バイクに掛かるため3月までに廃車手続きを完了していれば翌年度の税金はかからないことになります。原付バイクを処分しようと考えている場合は、なるべく年度をまたがないタイミングで廃車手続きを済ませることをおすすめします。

乗らなくなったけどまだ動く原付バイクの処分

乗らなくなって放置しているけれど、まだ状態の良い原付バイクであれば廃車処分にしてしまうのは惜しいですね。

バイクの状態が良ければ、専門業者に引き取ってもらうことができます。バイクの専門業者であれば、買い取ってもらえる可能性もありますが、よほど状態が良いものでなければ高値で買い取ってもらうのは難しいかもしれません。もう1つの専門業者は、不用品回収業者です。不用品回収業者であればどんな状態のものでも引き取ってもらうことができますし、不用品回収業者の中にも買取を行っている業者もあります。多くの業者が見積もりは無料で引き受けてくれるので、まずは相談してみるのがよいでしょう。

いずれもどこかまでバイクを運んだりする必要がなく、自宅まで引き取りに来てくれるのは大きなメリットです。廃車手続きを代行してもらえる業者もありますので、手続きに時間や手間をかけたくなかったり、手続きの方法がよくわからない場合には問合せをしてみてください。

壊れて動かない原付バイクの処分方法

原付バイクは粗大ゴミとして廃棄することができません。動かないからとゴミ回収場所へ放置しておくと不法投棄として罰せられることになるので気をつけましょう。

動かなくなってしまった場合でも車種や年式が貴重なバイクや、見た目の状態が良い場合には買い取りを行ってくれる不用品回収業者もあります。処分してしまう前に一度見積もりを出してもらっても無駄にならないかもしれません。動かなくなって廃車にする場合や事故車を解体処分する場合などにも不用品回収業者を利用する方法があります。運搬費やリサイクル料として数千円~1万円ほど費用がかかることになりますが、不用品回収業者であれば要らなくなったヘルメットなどのバイク用品もまとめて引き取ってもらうことができるので手間が大いに省けます。

動かないバイクや壊れたバイクの場合も、不用品回収業者が廃車手続きを代行してくれるかどうかは事前に確認しておいた方がよいです。

原付バイクの処分には不用品回収業者を利用しよう

放置している原付バイクの処分に困ってしまったら、不用品回収業者への依頼を検討してみましょう。バイクの種類や状態に関わらず引き取ってくれることと、ヘルメットなどのバイク用品や、バイクとは関係がない不用品でも一緒に引き取ってもらえることは大きなメリットです。買い取りしてもらえるかどうかや、廃車手続きについては確認が必要ですが、まずは問い合わせをしてみることをおすすめします。