• 粗大ごみの搬出

家具家財を処分したい!その際に気を付けるべきポイントとは

家財家具の処分方法はさまざま!

不要になった家財道具を処分したい場合、その方法はいくつかあります。まず挙げられるのが、自治体の粗大ゴミに出すことです。この場合に注意するべきポイントは、自治体によって回収のルールや料金が異なるということでしょう。また、テレビやエアコンのようにリサイクルの対象となるものやピアノのように大きすぎるものなどは粗大ゴミで処分することはできません。その場合、リサイクルショップやネットオークションなどで売るという方法もあります。ただ、買ったときの価格を考えればかなり安くなってしまうでしょう。とりわけネットオークションで販売する際にはサイトを利用するために年会費が必要になるケースもありますし、売れた後には発送しなければならないことも忘れてはいけません。それらの経費を考えた場合に、結局ゴミ回収などに出した方が安くついた、ということにならないよう気をつけましょう。引越しの際に家財道具を処分するのであれば、引越し業者に引き取ってもらうこともできます。引越しを依頼する際に一緒に不用品の処分や引取りを依頼すると手間が省けます。最後に、最も手間がかからない方法として挙げられるのが不用品回収業者に引き取ってもらう方法です。不用品回収業者の場合、自治体の粗大ゴミのように引き取ってもらえない品物も少ないですし、業者が家まで取りに来てくれるので重い不用品を指定場所まで運ぶ必要もありません。

不用品回収業者に依頼する場合の費用の相場は?

不用品回収業者に引取りを依頼した場合にかかる料金の仕組みは、大きく3つに分けることができます。最も多いのが「基本料金+品目ごとの料金」という設定です。基本料金はおおむね3,000~5,000円が一般的でしょう。この場合、引き取る品物の数が多いと値引きしてくれることもありますので、一度相談してみるのもおすすめです。また、基本料金はなく品目ごとの料金設定になっているケースもあります。この場合の金額は引き取ってもらう品物によって異なり、合計でいくらになるのかはそれぞれの会社によって異なるので比較してみるとよいでしょう。多くの場合、家電販売店で処分してもらったり粗大ゴミとして自治体に処分してもらうよりも安く引き取ってもらえます。ただし、自転車など品物によっては自治体のサービスの方が安くなるものもあるので注意が必要です。そのほか、業者によってはトラック一台につきいくら、といった料金設定をしているところもあります。処分する品物が少ない場合には割高になってしまう一方、大量のものを処分したいという場合にはこちらの方が安くなることが多いです。

不用品回収業者に依頼する場合に気をつけておくべきポイント!

不用品回収業者に引き取りを依頼する場合には、いくつかの注意するべきポイントがあります。まず、重要なのは業者の選び方です。不用品回収業者といってもさまざまな業者があり、中には悪徳業者も存在します。そのような業者に引っかかることのないよう、業者選びは慎重に行いましょう。その際にチェックするべきポイントとしてまず挙げられるのは、ちゃんと許可を得ている業者かどうかということです。不用品の回収を行うためには、自治体から「一般廃棄物収集運搬業の許可」と「産業廃棄物収集運搬業の許可」を得る必要があります。また、買い取りも行っている場合には警察から「古物商の免許」を得ていなくてはなりません。依頼する前にはホームページなどをチェックして、そういった許可を得ている業者かどうかを確認するようにしましょう。そのほか、回収にかかる費用は業者によって異なりますので、不当に高い金額を設定していたり、あるいは逆に不自然に安い価格設定をしたりしていないかどうかも調べることが大切です。価格が高すぎる業者に注意するべきなのはもちろんのこと、価格が安すぎる業者も許可を得ていない業者だったり、作業後に不当な追加料金を請求してくる業者だったりする可能性があるので気をつけましょう。悪徳業者かどうかを見極めるには、見積書や領収書をちゃんと発行してくれるかどうかも大事なポイントです。依頼する際には必ず見積書を出してもらいましょう。見積書を丁寧に出してくれる業者は信頼できますが、出し渋ったり、あらかじめ後から加算することを前提とした見積書を出してきたりするような業者には注意が必要です。見積書を発行してもらったら、その内容をしっかり説明してもらうようにしましょう。回収だけの見積書を作成し、後から人件費や交通費を別途請求してくる業者もあるからです。依頼する前には領収書を発行してもらえるかどうかを確認することも大切です。領収書には会社の住所などの情報を記載する必要がありますので、何か不法行為をしている業者は領収書の発行を渋ります。逆にいえば、快く領収書を発行してくれる業者は信頼することができるということです。