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引っ越しシーズンに向けて持ち物を減らしていく準備

就職や進学などで1人暮らしを考えている、転勤の予定があるといった場合には、引っ越しを行うことになるでしょう。引っ越しをスムーズに行うためには、事前の準備として不用品を減らしていくことが重要になります。また、物が減ることで引っ越し費用の節約にもなります。この記事では、引っ越しシーズンに向けた断捨離のコツについて解説していきます。

1年以上使っていないものや洋服は捨てよう

引っ越しの際に少しずつ捨てるものとして挙げられるのが、1年以上使っていないものや洋服です。特に、洋服については減らしやすい持ち物になりますので、積極的に整理することをおすすめします。

洋服やファッション小物などが好きな人の場合には、まだ着るかもしれない、もったいないという思いから、なかなか捨てられないこともあります。そのような場合には、期限を区切って仕分けすると効果的です。基本的には、1年以上着用していない衣類は、これから先も着る可能性は少ないといえます。荷物がかさばってしまうので、長く着ていないもの、買ってから一度も着ていないようなものは少しずつ処分していくといいでしょう。

同じように、1年以上使っていない雑貨やメイク用品、文具や工具などの細かいものも処分することをおすすめします。これらは、小さくて場所を取らないからとついつい増えていってしまうものですが、必要なものは多くありません。女性であればほとんど使わなくなったマニキュアやメイク用品は捨ててしまいましょう。文具や工具も、見当たらないからと新しいものを買ってしまって増えていくことが多いものです。良く使うものだけを残して整理していきましょう。

DVDや本も同様です。一度見たきりで仕舞い込んであるDVDやBlu-rayなどは、今後も見ないと思って構いません。リサイクルショップなどで処分するといいでしょう。自分の心の支えになるようなDVDなどは処分する必要はありませんが、意外とかさばるものですので厳選することが重要になります。

本についても、仕事で良く使うようなもの、手元にどうしても残しておきたいお気に入りの本以外は整理したほうが、引っ越しの際に楽です。本は複数冊あると重量も場所も取るので、できるだけ最小限にしましょう。

いらない大型家具も処分しよう

タンスやソファ、大型家電などは、引っ越しの際にかさばるものです。特に、遠方に引っ越す場合には大型家具などは高い料金を取られてしまいますので、新居で使う予定がなければ処分してしまったほうがいいでしょう。大型家具や家電を処分する際には、新居での生活をイメージすることが大切です。

たとえば、今よりも狭い部屋に引っ越すのならあまり大きな家具は置くことができない、ソファなどを置くスペースは取れないというような想像が働くでしょう。収納スペースが少ない部屋であれば、ある程度の収納家具が必要になります。このように、新居の間取りや収納スペースを把握しておくことが大切です。ほとんどの場合、内見して決めるでしょうから、その際に広さや収納スペースの有無、クローゼットや押し入れのサイズなどを確認しておきましょう。

確認したら、今自分の家にある家具が入るかどうか、また本当に必要なのかどうかを考えます。クローゼットが備え付けられている場合や衣類が少ない場合には大型のタンスは必要ありません。ホームセンターなどで売っている収納ケースで十分でしょうから、処分して引っ越し先で買い足せばいいでしょう。収納ケースはさまざまなサイズがあるため、押し入れに入るものを選ぶことが重要です。キャスターの取り外しができるタイプのケースなら、使いまわしがきくので便利です。ソファやベッド、冷蔵庫などの大型家電についても、間取りなどと見比べて検討します。

家具や家電はすべて捨ててしまうと引っ越し先でまた新たに買い足すことになり、余計なお金がかかってしまうケースも出てくるので、しっかりと取捨選択をするようにしましょう。買い替えようと思っていたものや新居に入らないサイズの家具や家電は処分する、新居でも使えるものは残しておくというように決めると、分類しやすくなります。

余裕をもって整理整頓しよう

引っ越しに向けて断捨離するうえでもっとも大切なのが、時間に余裕をもって行うことです。1~2週間前になって慌てて整理をし始めると、時間がなくて適当に分類してしまうことになります。そうなると、自分にとっていらないものかどうかの判断ができずに、荷物が増えてしまうのです。引っ越しの断捨離では多くのゴミが出ますから、ゴミの収集日の確認も忘れずに行ってください。引っ越し前最後のゴミ収集日から最低でも1カ月前程度から整理整頓を始めるといいでしょう。

引っ越しに向けた断捨離で処分するものがたくさん出てしまうことや、処分に困るような大型家具や家電が出てくる場合もあります。そのようなときには、不用品回収業者に引き取りを依頼すると便利です。格安でさまざまな不用品を回収してくれますから、処分に困った場合には利用を検討してみるといいでしょう。