引越しを機に買い替えたいインテリア・家具
引越しは、インテリアや家具を買い替えたり、処分したりするまたとないタイミングです。しかし、大きな家具になると、そのままに新居に運ぶか処分して新調するか、は悩むところです。そして処分するとなったら、いつ、どうやって処分すればいいのか困りますね。
ここでは、引越しを機に買い替えたいインテリア・家具と、それぞれ買い替えに適したタイミングや処分方法などについて紹介します。
カーテン
引越しを機に買い替えることがもっとも多いインテリアは、カーテンです。
現在住んでいる場所と新居の部屋とでは、窓の大きさやレイアウトが異なるため、現在使っているカーテンをそのまま使うことができない可能性があるからです。カーテンはできれば引越しをする前に買っておいたほうがいいです。カーテンがないと、外から部屋の中が丸見えになってしまいますし、夜になればなおのこと丸見えなので防犯上も問題があります。引越し当日に買おうと思っていても、近所にお店がないとカーテンを購入することができません。荷解きなどの作業をしているうちに、いつの間にか日が暮れてしまい、カーテンを買い忘れてしまうことも考えられるので事前に買っておくのが無難です。新居の窓の大きさなどを事前に測っておき、窓のサイズに合ったカーテンを早めに購入しておけば、新生活をスムーズに始めることができるでしょう。
そして、旧居で使っている古いカーテンは、引越し当日まで取り外すことができないので当日に処分するのがベストです。前日まで使っていたカーテンは、燃えるゴミとして処分しましょう。カーテンの処分自体は手間がかかりませんが、引越す際にカーテンの取り外しを忘れてしまうことがあるので注意が必要です。引越し当日は早めにカーテンを外して、指定のゴミ袋に入れて燃えるゴミとして出しておきましょう。
ベッド
ベッドは一日の大半を過ごすところなので、いつの間にかあちこちが傷んできたりします。引越しは数少ない買い替えのタイミングです。
これまでベッドの買い替えを後回しにしていた人は、引越しを機に買い替えを検討してみましょう。ベッドは引越し初日から必要になる家具なので、引越しの前に買っておくのがベストです。一番最初に搬入したい家具なので、引越し前に購入しておけば、引越業者に新居へ運んでもらうことができます。他の家具が搬入されてからでは、搬入や設置が大変になりますので、引越し前に買っておくのが無難です。
ただ、ベッドは非常に大きな家具なので、処分するとなると大変です。引越しが決まったら、古いベッドは早めに処分してしまいましょう。ベッドは消耗品なので、中古品の需要が少なく、リサイクルショップで買い取りをしてもらうことが難しいです。そしてマットレスは自治体には回収してもらえないケースが多いため、ベッドとマットレスは合わせて民間の不用品回収業者に処分を依頼するのが一番手っ取り早いです。
ベッドの他にも引越しを機に処分したい不用品があれば、まとめて引き取ってもらうといいでしょう。
ソファー
ソファーは一人掛けであっても大きな家具のため、部屋の雰囲気や使い勝手を大きく左右する家具です。
広い部屋に引越すときは大きなソファー、小さめの部屋に引越すときは小さなソファー、と部屋の大きさに合わせて買い替えをしましょう。ソファーを買うのは引越しの前と後どちらでもかまいませんが、出来れば引越し後の方がいいでしょう。実際に引越してみると、部屋が狭く感じられたり、ソファーが必要ないと感じることがあるため、事前に買ってしまっても新居にフィットしない可能性があります。また、引越し前にソファーを購入すると、引越し費用の見積もりがソファーの分だけ上乗せされてしまうので、費用をなるべく節約したいのであれば、引越した後にゆっくりソファー選びをするといいでしょう。
引越し前に古いソファーを処分するのであれば、早めに段取りしましょう。ソファーなどの大型家具は粗大ごみとして処分する必要がありますが、自治体が回収してくれる粗大ゴミは回収日が決まっていたり、事前に申請しておく必要があったりします。引越し日までに回収が間に合わなければ、捨てるつもりの家具を新居まで運ぶことになってしまうので費用も手間ももったいないです。
粗大ゴミの回収場所まで大きくて運び出せない場合は、不用品回収業者への依頼を検討してみましょう。指定した日時に自宅まで回収に来てくれるので、自分で運び出す必要がありません。ただし、引っ越しシーズンは混雑して、不用品回収業者の予約が取れない可能性もあるので注意が必要です。引越しが決まったら、大きめの家具は処分するかどうかを早めに検討して、予約を入れておきましょう。