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【ストーブ・ヒーター】暖房器具の買い替えと処分方法

冬支度に備えて、ストーブやヒーターなどの暖房器具の準備をされている方も多いのではないでしょうか。長年使っているものは調子が悪くなっていないかを確認し、いざ使いたい時に故障を疑うようなことがないよう、早めの買い替えをオススメします。

買い替えた後の暖房器具は、一般的なゴミのように簡単に捨てられるものではありません。では、暖房器具をどう処分したらよいか、処分方法を解説していきましょう。

ストーブやヒーターの買い替え時って?

冬場にしか使用しないストーブやヒーターですが、何年くらい使えるものなのでしょうか?稼働状態があまり良くないのに買い替えを渋り、だましだまし使っている人もいると思いますが、そのまま使用を続けるとトラブルの原因になることもあるので注意してください。

ストーブやヒーターは、ハロゲンヒーターやファンヒーター、石油ストーブなど様々な種類があります。それぞれ寿命は異なりますが、一般的なストーブやヒーターの寿命は5年~7年程度と言われています。こういった家電製品には法定耐用年数が決められています。これは企業などが減価償却を行う際、1年の経費として認められる金額を算出するためのものです。この期間を基準として、ストーブやヒーターの製造メーカーは、その期間は部品を確保しておくよう定められています。

ストーブやヒーターの耐用年数は6年となっているため、メーカーは最低でも6年間は部品を揃えて修理に対応できるようにしなければなりません。このことから、ストーブやファンヒーターの寿命は6年程度と言っていいでしょう。もちろんこれより早く壊れることもあれば、10年以上使える場合もありますが、耐用年数を超えると部品の在庫がなくなり修理ができないケースも出てくるため、寿命は6年程度だと考えておきましょう。

ストーブやファンヒーターを使っていて、何か異変を感じるはありませんか?全然部屋が暖かくならない、点火するのに時間がかかる、炎の色がおかしい、何か異音がする、こういった症状が出たら故障している可能性があります。ストーブやヒーターの故障は火災の原因になってしまうこともあるため、異変に気付きながら使い続けるのは大変危険です。異変を感じたら、無理に使い続けないで買い替えを検討したほうがよいでしょう。

暖房器具の中古市場状況

耐用年数を越えていないストーブやヒーターなどの買い換えを検討されている場合、廃棄してしまうのはもったいないので買取してもらえないかとお考えの方もいると思います。その場合、暖房器具の中古市場状況がどうなっているかを把握しておきましょう。売るべきか、廃棄するべきかどうかの判断基準にしてください。

中古市場を見てみると、暖房器具は購入から3年以内の比較的新しいものが多く取引されています。このことから、購入してから時間が経っておらず、コンディションの良い状態なら十分買取してもらえるということが分かります。逆に購入してから5年以上経っているようなもの、コンディションが悪いものは買取してもらえないケースが多いです。

ストーブやヒーターなどはそれほど高いものではない上に、長く使えるものではないので、使用年数が経っている中古を買うくらいなら新品を買うという人が多いようです。また、もし買取してもらえたとしても、新品同様の状態のものでなければそれほど高値はつかないでしょう。少しでも高く売りたい場合は売るタイミングにも気をつけましょう。中古市場では秋ごろになると暖房器具が人気になります。需要が高いタイミングで売るほうが、査定額も高くつきやすくなるため、冬になる手前で査定に出すほうがよいでしょう。逆に冬を過ぎてしまうと、中古市場の需要も低くなってしまうため、高値で売ることが難しくなります。

処分の手間を省きたいなら不用品回収業者へ依頼を

暖房器具の買取が期待できない場合、自分で処分することになります。

ヒーターやストーブの処分方法はいくつかありますが、一番身近なのは自治体にゴミとして捨てる方法です。しかし、ゴミとして捨てる場合にはいくつか注意点があります。まず、暖房器具をゴミとして出す場合、分類は不燃ゴミか粗大ゴミのどちらかになります。どちらになるかは、自治体のゴミ出しルールによって変わるので注意してください。目安になるのは大きさです。30cm以上のものを粗大ゴミとして扱う自治体もあれば、不燃ゴミの指定袋に入らないものを粗大ゴミとして扱う自治体もあります。お住まいの自治体ではどういった取り決めになっているか、事前に確認しておきましょう。また、粗大ごみとして暖房器具を処分する場合は回収料金がかかります。回収料金も自治体によって変わるので処分前に確認しておいてください。そして、灯油を使う暖房器具は灯油を事前に抜き出して処分することも必要です。灯油が入ったままだと引き取ってもらえなかったり、事故になったりすることがあるので注意してください。

もし、自分で処分するのが面倒という方におすすめなのが、不用品回収業者に引取を依頼する方法です。不用品回収業者であれば、回収場所まで運ばなくても自宅まで取りに来てくれますし、自分に都合のよい日時を指定して来てもらうことができるのも便利です。暖房器具だけでなく、他にも何か処分したい家具や家電や日用品があれば、まとめて引き取ってもらえます。

廃棄したいものがあるけれど、自分で処分する手間や時間をかけられないという方は、ぜひ不用品回収業者に相談してみてください。