見落とされがち!遺品の中で高額買取が期待できるもの
身内の人が亡くなってしまったら、その人が生前、大切にしていたものを整理しなければなりません。できることなら手元に残しておきたいですが、保管しておくのが難しい場合は価値のある物であれば買取を依頼することも出来ますし、そうでないものは処分しなければなりません。しかし、一見価値がないように見える遺品の中にも、意外な価値がある品があるのです。その中から代表的なものをいくつか紹介しますので参考にしてください。
人形などの玩具類はレアなものもある
生前に故人が大切にしていたものの中に、おもちゃ類や人形などがある場合には、その中にレアな品物が混ざっている可能性があります。何も知らない人がそれを見ても、ガラクタにしか見えないためにうっかり処分してしまいがちです。しかし、捨ててから希少価値のある品物であると気づいたとしたら…非常にもったいない話です。処分を検討している品の中に状態が良いおもちゃ類や人形が含まれている場合は、買取を依頼できないか検討してみてください。
おもちゃで価値のある物ならば、有名メーカーのミニカーなどが挙げられます。もちろんすべてのミニカーに価値があるわけではありません。特に限定品であったり、傷や汚れが少なかったりすれば、高く買い取ってもらえる可能性があります。できれば発売当時のままの包装の状態であるならば、ぐっとが価値が上がります。それ以外にもブリキのおもちゃ類はコレクターも多く、非常に希少価値のある物が多い傾向があります。ブリキかどうかを判断するのは難しいですが、数がたくさんある場合などは処分しないで取っておきましょう。
その他に人形も価値がある物が多くあります。これはいわゆる「アンティークドール」と言われているものに限られますが、ネットのオークションサイトでは5万円以上の値段で取引される場合もあります。その他にもお菓子のおまけでついている、小さなキャラクターの人形は販売期間が限定的なために価値がある場合があります。特に昭和時代の物であればなお一層、高い値段で買取してもらえるかもしれません。
日本刀やトロフィー、お酒などにも買取の需要が!
他にも意外な価値のある物があります。例えば日本刀です。日本刀は歴史的な価値もさることながら、当時の製法が途絶えてしまったために同じ刀を再現することが難しいとされている刀もあります。よって、希少価値があるものが多いです。相場は30万円から300万円くらいですが、名匠が手掛けたものの場合には、数百万から数千万円で買取可能な物もあります。そうでなくても、錆などがなく保存状態が良好で、切れ味のよさそうな物は買取可能になるでしょう。
意外な高値で売れるものには他に「お酒」があります。お酒や古酒の買取専門店というのもあります。日本酒の場合ですと相場は1,000円から10,000円、ブランデーならば1,000円から数万円、中には数十万円の高値で売れるものもあります。年代物のお酒の場合には、それをコレクションしているいわゆる「コレクター」からの需要があるのです。特に生産年やメーカー、ボトルの状態などにより買取金額は大きく変わります。ほかに重要視されるのは販売時の「箱」。箱があるだけでも価値が変わってきます。
それ以外にも故人が生前、スポーツをされていて競技大会などで授与されたトロフィーにも価値がある場合があります。トロフィー自体の価値というよりは、トロフィーの材質によってはリサイクルできる金属としての需要の方に見込みがあります。
このように意外なものが買取可能の場合があるので、古いからといって手あたり次第処分してしまうのは禁物です。遺品整理をする時には、素人判断で処分してしまうのではなく、まずはネットで価値のある物か調べてみましょう。処分を前提としているのなら不用品回収業者に依頼をして、買取が可能かどうかを相談したり、買取が可能なものをピックアップしてもらうこともできます。まずは問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。