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【ベッド・マットレス】大型寝具を処分する方法

引っ越しして生活環境が変わる時は、ベッドやマットレスの処分や買い替えを考える数少ないタイミングかもしれません。しかし、家具の中でも大型のベッドやマットレスを処分するのは簡単なことではありません。この記事ではベッドやマットレスを処分する3つの方法をご紹介します。処分する方法を知っていたら、買い替えや引越しがよりスムーズになると思います。

自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する方法

自治体に粗大ごみとして回収してもらう場合は、自治体のホームページで粗大ゴミの受付窓口に電話で申し込み・予約をする必要があります。自治体によってはインターネットでの申し込みが可能なところもあります。

その際、住所氏名と、ベッドやマットレスを捨てたい旨を伝えます。だいたいの大きさを聞かれることもあるので、あらかじめベッドやマットレスの大きさを測っておくとスムーズに申し込みできるでしょう。申し込むと受付番号や回収日、回収場所、手数料を教えてくれます。その後、自治体が指定する郵便局やコンビニ、スーパーマーケットで必要な手数料分の「粗大ごみ処理券」を購入します。シール状になっているので、受付番号や名前、その他必要事項を記入してから粗大ゴミとして出すベッドやマットレスに貼り付けます。

手数料は自治体にもよって異なりますが、ダブルサイズのベッドでも1,000円前後、マットレスも1,000円前後が相場です。処分費用をかなり抑えることができるのがメリットですが、回収場所まではベッドやマットレスを自分で運ばなければいけないのがデメリットです。単身世帯や高齢者世帯では、部屋から出すことさえ大変な作業になります。自治体によっては65歳以上の高齢者世帯や障害者世帯などで持ち出しが困難な場合は、運び出しを行ってくれる制度もありますので、申し込み時に問い合わせをしてみましょう。

リサイクル業者や買取業者に引き取ってもらう

家具のリサイクル業者や買取業者を利用する方法もあります。リサイクル業者や買取業者は処分してもらえるだけでなく、状態によっては買い取ってくれるケースもあったり、手数料と相殺してもらえるケースもあります。

リサイクル業者や買取業者の中には出張買取サービスに対応している業者も増えています。利用側の予定に合わせて来てもらえる点は便利ですが、必ずしも買取価格が付くとは限りません。また、業者によっては大型寝具は扱っていなかったり、扱っていても回収には対応しておらず、持ち込まれた品物のみを査定する業者があります。大型のベッドやマットレスは乗用車での持ち込みが難しいです。事前に取り扱い状況を確認してから利用を検討しましょう。

マットレスは直接人の体が触れるものなので、知らない人が寝ていたマットレスで寝ることに抵抗がある人も多く、中古市場での需要が低く、あまり値が付かなかったり、買い取ってもらえない可能性もあります。使用年数が少ない美品であるとか、高級ブランドでベッドフレームとのセットであれば、買取してもらえる可能性が上がるようです。

不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者を利用する方法もあります。

不用品回収業者のメリットは、ベッドやマットレスの他にも引き取ってもらいたいものがある場合にまとめて引き取ってもらえる点です。大きなものから細々としてものまで基本的には何でも引き取ってくれるので、引っ越しなどで大量の不用品が出た場合や、雑多な種類の不用品が出た場合に便利です。自宅まで回収に来てくれるので運び出す手間や労力がかかりませんし、前述の自治体による粗大ゴミ回収サービスを利用したい場合などには回収場所まで搬出するだけのサービスを行っている業者もあります。

出張費用や処分費用はかかってしまいますが、不用品回収業者によっては買取を行っている業者もありますので、問い合わせ時に買取を希望していることを伝えておきましょう。買取価格が付かなかったとしても、そのまま引き取ってもらえますので処分をする手間はほとんどかかりません。一人暮らしの方や急いでいる方にはオススメです。

自分に合った方法でベッドやマットレスを処分しよう

ベッドやマットレスを処分する方法として、「自治体に粗大ゴミとして回収してもらう」、「リサイクル業者に買い取ってもらう」、「不用品回収業者に引き取ってもらう」という方法をご紹介しました。それぞれメリットとデメリットがありますので、ニーズに合った処分方法を選んでください。

処分方法や運び出しに困った場合は、自治体や不用品回収業者に相談してみましょう。