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断捨離失敗!捨てなきゃよかったアレコレ

断捨離という言葉が一般的になって久しいです。この断捨離は、もはや身の回りのモノにとどまらず、情報の断捨離、思考の断捨離などとあらゆる場面で使われる言葉になりました。あなたも一度は断捨離を意識したことがあるのではないでしょうか。

断捨離の成功例はよく耳にしますが、意外な落とし穴があるのも事実。断捨離について検証してみましょう。

断捨離にも価値観の違いが存在する

さて、あなたは何の断捨離から始めますか?または、どこから断捨離を始めますか?

巷には断捨離のハウツー本が溢れています。きっと、断捨離をしようと決心して、ハウツー本を見ながら作業をする人も多いと思います。しかし、ハウツー本は山のようにあっても著者によって考え方ややり方が違うので、まずは真似しようとしているやり方が自分に合っているのかどうかについて確かめなければいけません。断捨離のカリスマの考え方や価値観があなたのそれと同じとは限らないのです。ただの真似事では、失敗も多く発生するのではないでしょうか。

「あぁ、あれは捨てなきゃよかった!」。

断捨離という言葉の真ん中の「捨」という文字の意味は、まさにその文字の通り、捨てるのです。あなたの手元から消えて無くなるのです。言われるままに捨ててしまうと、取り返しのつかない事態になることだって十分に考えられるのです。大事になってくるのは、本当に捨てるべきなのか、手元に置いておくべきなのか、自分がモノと向き合うそのプロセスではないでしょうか。断捨離の肝は「よく考える」という作業なのです。

なかなか捨てられないもの

断捨離経験者の中には、断捨離を進める中で「捨てなきゃよかった」と思うモノも少なくないのではないでしょうか。「一定の期間使わなかったモノは捨てる」という断捨離の一つの目安です。

しかし、長い間使っていないのに捨てられないものもあります。それ代表例が思い出の詰まったモノです。例えば写真やアルバム、子供が小さい頃に描いた絵や作った工作。それから、聞かなくなったCDやレコード。かつては大ファンで、CDやレコードをコレクションしていたけれど、時間が経ち、熱も冷め、ほとんど聴かなくなった、または再生するためのプレイヤーがないという理由から、思い切って処分したという人は意外と多いのではないでしょうか。そして、本。本好きにとって本の断捨離は身を切られる思いかもしれません。

後悔しないために

写真やアルバムは整理をして、本当に大事な写真だけを残すようにしましょう。デジカメやスマホで写真を撮影したり、スキャンしておくことで、デジタルデータとして保存しておけば劣化も防ぐことができますし、場所を取ることもありません。子どもの絵や工作についても同様です。

再生することがないCDやレコードは、オンラインで音楽データとして購入できるものは購入すれば、本体は処分することができます。書籍に関しても同様です。どうしても手元に残しておきたい本を厳選して、あとは電子書籍を利用することで、本棚数本分の書籍をデバイス1つに収めることができますし、いつでもどこでも簡単に探し出して読むことが可能になります。

処分する量が大量になれば、不用品回収業者に引き取ってもらうこともできます。自分でゴミ捨て場に持っていくのがしのびなく、踏ん切りがつかない場合などには、業者に依頼してしまえばキッパリ見切りをつけることができるでしょう。

ミニマリストがもてはやされているけれど

世の中にはミニマリストというモノを持たない暮らしをしている人たちがいます。

モノが少ないということは、管理するものが少ないということで、モノに振り回される時間や労力を節約できるというメリットがあります。しかし、合理的ということの裏側に味気なさを感じる人もいるかもしれません。あなたの価値観に合った後悔のない断捨離の方法をぜひ見つけてください。