買取が期待できるオーディオ
自宅に古くなったオーディオ機器を持っているのであれば、廃棄してしまうのではなく、それを買い取ってもらうのも方法の1つです。毎日のように使っていたのに、引っ越しをきっかけに使わなくなった、新しいものを買ったから古い機種は不要になったなどの理由で、置きっぱなしにしていて置き場所に困っている方も多いでしょう。実は、そのようなオーディオの中には高値で売却できる可能性のあるものも存在します。放置しておくのであれば、買取を検討してみてはどうでしょうか。
オーディオ機器は古くても需要がある
オーディオ機器は一般家電に含まれますが、中古買取市場の状況が他の一般家電とは少し違います。
古くなればなるほど性能が落ち、買取価格も安くなっていく冷蔵庫や洗濯機などの家電製品とは違い、オーディオ機器は古いモデルでも高額で買取されます。もちろん、状態によっては買い取ってもらえないようなものもありますが、自宅で何年も放置されているオーディオ機器に高い値段がつく可能性もあるのです。新しい機器が発売されたとしても、古い機器の需要がなくなるわけではない、というオーディオ特有の事情があります。古いメディアを再生できる機器はそれだけで希少価値が上がりますし、新しい機器と古い機器とで音質が違ってくることにより、古い機器でも音質の違いが「良さ」として受け止められています。そのため、古いオーディオだから価値がないということはなく、中古買取市場では高い需要があります。
もし、自宅に使っていないオーディオ機器があれば、中古のオーディオ機器を取り扱っている業者に持ち込んでみるのも方法の1つです。ただし、いくら価値のあるオーディオ機器だったとしても、見た目がボロボロだったりホコリをかぶっていたりすると、状態が良くないと受け取られます。まずはきちんと汚れを落として、綺麗な状態で持って行くことで、買取価格が上がる可能性もあります。
スピーカーは意外に高く売れることもある
ステレオやコンポであれば、スピーカーも一緒に所有していることが多いと思います。
スピーカーの中には、高い値で取引されているものもあるため、自宅に全く使っていないスピーカーがあるなら、買取業者に買い取ってもらうのもおすすめです。ブランドやモデルによって、買取価格がつくものとそうでないものとはあります。しかし逆に、びっくりするほどの高値で買い取ってもらえるようなスピーカーも存在します。それでは、高額スピーカーにはどのようなものがあるのでしょうか。
スピーカーは、小型から大型まで、昔ながらにコードでつなぐものから最近のBluetooth接続のものまで、多種多様です。その中でも、価値の高いスピーカーは数十万円で取引されることがあります。例えば、ドイツのTELEFUNKENやイギリスのBowers&Wilkinsをはじめとするビンテージスピーカーの中でも限定モデルは、いまだに100万円近い値で売却できることがあります。同様にB&Wノーチラスの801や802などの型番は高く売ることが可能です。もし有名なブランドのスピーカーを放置しているのであれば、買取サービスを利用することで思わぬ臨時収入につながるかもしれません。
ホームシアターを買い替えたら古い機材は買取へ
次々と新機種が発売されるオーディオ機器の中でも、ホームシアターには根強い人気があります。
BOSEやヤマハ、オンキョーなどのホームシアターシステムは信頼性も高いため、比較的良い値で買い取ってもらえる可能性が高いです。上述したビンテージスピーカーほどの高値は期待できないと思いますが、まだ新しいモデルや状態が良いものであれば十分に売却可能ですし、場合によってはセットでなくても1つの機器単体で買い取ってくれるケースもあります。
しかし一方で、新しいモデルでも破損していたり壊れてしまっている機器は、買い取ってもらえないケースが多いです。そうなると、やはり廃棄することになってしまいます。オーディオは比較的高額買取が期待できる機器ですが、中には買取価格がつかない機器があるのもまた事実です。大量生産されて、部品としても需要がないオーディオであれば、残念ながら廃棄するしかありません。粗大ゴミとして自治体に回収してもらうこともできますが、事前に申し込みをして、指定された日時に指定された場所に搬出する必要があります。廃棄する手間や時間をかけることができない方は、不用品回収業者に依頼することをオススメします。需要の有無に関係なく、どんなものでも回収してもらうことができますし、希望した日時に自宅まで回収に来てくれるので、運び出す必要もありません。