引っ越し時にあると便利なアイテム
進学や就職に伴う新生活であればスケジュールの目処が立ちますが、転勤などで急な引っ越しに迫られる方もあると思います。
何もかもを梱包してしてしまうのは簡単ですが、引っ越しの当日に使う必要が出てくるので梱包せずに出しておくべきなのはどういったアイテムでしょうか。引っ越し当日は忙しくなるので、事前に「引っ越しグッズ」を用意しておくと便利です。また、引っ越しの前後にはゴミや不用品が多く出るので、転居前と転居先でそれぞれ利用できる不用品回収業者についても下調べをしておくと、よりスムーズに新生活がスタートできます。
ここで、引っ越し当日にあると便利なアイテムや不用品回収方法について紹介しましょう。
あると便利なお掃除セット
引っ越し当日は荷物を新居に運ぶだけでなく、旧居の掃除をすることも必要です。
例えば、タンスや冷蔵庫などの大きな家具が置いてあった床や壁は、おそらくホコリまみれになっていると思います。そのため、全ての家具を運び出したら、汚れている箇所をしっかり掃除しておくことが大切です。賃貸の場合、現状回復しておくことは敷金返還に影響しますし、売却の場合は査定額に影響します。お掃除セットは最後まで梱包せずに残しておきましょう。お掃除セットの内容は、「掃除機」「バケツ」「ほうき」「ちりとり」「雑巾」「ゴミ袋」です。退去前にていねいに掃除しておきましょう。また、可能であれば新居の床には家具の搬入前にワックス掛けをしておくことがおすすめです。ワックス掛けをしておくと傷や汚れがつきにくくなります。
ワックス掛けで役立つのが、ワックスシートとワイパーです。ワイパーにワックスシートを付けて、床を磨きましょう。数分でフローリングのワックス掛けが完了するので、引っ越し当日でも気軽に行うことができます。
荷物を整理するときに役立つアイテム
引っ越しの荷物を新居に搬入した後は、荷物をダンボールから出していくことになります。
ダンボールを開封するときや梱包材などを外すときに役立つのが、「はさみ」と「カッターナイフ」です。そして、手を傷つけないために「軍手やゴム手袋」も用意しておきましょう。そして、荷物を全て出し終わってしまうと、空になった大量のダンボールを処分しなくてはいけません。段ボールをまとめる時に役立つのが「ビニール紐」や「ガムテープ」です。
引っ越し作業中はホコリやゴミが多く出るので、「マスク」や「スリッパ」も用意しておくとよいです。そして、作業中は汚れてもよい服を着用し、足の怪我を防ぐために靴下をはいておきましょう。手が汚れたり汗をかいたりもするので、「タオル」や「ティッシュ」や「ウェットティッシュ」を持っておくのもおすすめです。
引っ越し当日、新居で食事をするときに役立つのが「紙コップ・割り箸・紙皿」です。食器類が入った段ボールを探さなくても、これらの物を用意しておけば新居で食事をするときに困りません。
ここに挙げたものは100円ショップで購入できるものばかりですので、事前に用意して転居先まで手で運ぶか、梱包をほどく前に転居先で購入しましょう。
引っ越しのゴミの処分
引っ越しの前後はたくさんのゴミや不用品が出ます。例えば、空になった大量のダンボールや梱包材、不要になった家電製品・家具などです。
ダンボールは、引っ越し業者によっては引き取りを行っているところがありますので、開封後のダンボールの引き取りについては事前に確認しておくとよいです。依頼した引っ越し業者が引き取りを行っていない場合や引っ越し業者を利用しない場合は、不用品回収業者に引き取りを依頼しましょう。電話やメールで事前に日常を調整しておけば、運び出しから処分までまとめて代行してくれます。
家具や家電については、粗大ごみやリサイクル家電として各自治体で処分することもできますが、不用品回収業者を利用して家具や家電を処分するという方法もあります。不用品回収業者を利用すれば、家具も家電も段ボールなどのゴミも全てまとめて引き取ってもらえるので、不用品の種類によって別々に処分する必要がないので便利です。また、家具など大きなものであっても、不用品回収業者であれば家からの運び出しから任せることができるので、人手がない引っ越しの場合には安全に作業を進めることができます。
引っ越しは準備が大切
新居への引っ越しは大変ですが、事前に準備しておけばスムーズに行うことができます。
引っ越し当日に必要なものやあると便利なものを事前にリストアップして準備しておきましょう。また、処分する必要がある家具や家電の数や種類を把握して、処分方法を検討しておくことも大切です。不用品回収業者に前もって相談をしておき、必要があれば回収を依頼しましょう。