【洗濯機・食洗器】水回り家電の処分方法
家電を買い替える時、一番困るのは古くなった家電の処分方法ではないでしょうか。
サイズが小さければ、不燃ごみで回収してもらえる場合もあります。しかし大きいものになると、どこに持っていけば処分してもらえるのか、買い取ってもらえるのかわからないことも多いでしょう。
この記事では、水回りの家電、洗濯機と食洗器の処分方法についてご紹介します。
【処分方法1】購入したお店に連絡する
まずは家電を購入したお店に連絡をしてみましょう。
リサイクル法によって家電量販店では、販売した家電を回収する義務があります。購入したお店に連絡して家電リサイクル券を購入すれば、回収をしてもらえます。新しい家電を買ったタイミングで引き取ってもらう場合と、そうでない場合で料金が異なりますので注意が必要です。また、可能であれば自分でお店まで持っていくと訪問回収の費用が節約できます。洗濯機や食洗器のメーカーによっては買い取りをしてくれる場合もありますので、お店のホームページや電話で確認をしてみましょう。
しかし購入したお店がわからない、閉店してしまったという理由で、お店に連絡ができない場合もあります。
洗濯機は自治体などで処分できない家電4品目に含まれていますので、粗大ごみに出すことはできません。処分する場合は、郵便局やゆうちょ銀行で家電リサイクル券を購入し、指定取引場所へ運べばリサイクルしてもらうことができます。食洗器の場合は、自治体の粗大ごみに出すことができます。事前に自治体に申し込みをして、料金を支払えばごみとして回収してもらえるので、費用が安く、気軽に利用できるのがメリットです。
【処分方法2】リサイクルショップに持っていく
次の方法としては、リサイクルショップに持っていく方法です。家電製品は一般的に、製造から5年以内であれば比較的高額で買い取りをしてもらえます。製造から5年以上経ってしまうと不具合が起こりやすくなり、リサイクル品としてもあまり売れなくなってしまうからです。
洗濯機は国産メーカーで、付属品が揃っていて、大容量であれば買い取り価格が上がる傾向があります。また、さらに高い値段での買い取りを狙うのであれば、リサイクルショップに持っていく時期も重要です。多くの人が新生活を始める2~3月は中古洗濯機の需要が高まる傾向にあるので、それに比例して買い取り価格も高騰します。6月~7月という汗ばむシーズンになると、ファミリー用の大容量の洗濯機の重要が高まる為、大型の洗濯機の売り時はこの時期と言えます。
食洗器は共働き世帯が増えてきた昨今、とても高い需要があります。
また、節電や節水に優れた商品も発売されているので、人気も非常に高いです。食洗器は高額な家電なので、状態がよいものであれば中古品であっても買い取りが期待できます。食洗器には据え置き型とビルトインタイプがあります。ビルトインタイプはキッチンのインテリア性を損ねず、作業スペースを確保できる優れものです。リサイクルショップでは据え置き型はもちろんのこと、ビルトインタイプの買い取りも積極的に行っています。
【処分方法3】不用品回収業者を利用する
最後は、不用品回収業者の利用が挙げられます。
不用品回収業者は、家電が使用可能かどうかにかかわらず回収してもらうことができます。業者によっては、自宅まで来て家電の査定をしてくれるので、廃棄場所まで運ぶ手間が省けます。さらに、家電の状態がよければ高額で買い取ってもらえる場合も。不用品回収業者のメリットとしては、急に処分することになっても対応してもらうことができます。自治体の回収では曜日が決まっているので融通がききませんが、不用品回収業者では臨機応変に対応をしてもらうことができます。さらに他に不用品がある場合は、まとめて回収をしてもらえます。引っ越しなどでいくつも家電を処分する時にはとても便利です。
しかし不用品回収業者を利用する際には注意が必要です。町内をトラックで巡回し、使用不能な家電を無料で回収する業者は違法に家電を処分している可能性があります。無料で回収すると言っていたにも関わらず、いざ家電を渡すと高額な処分費用を要求する悪質な業者も存在します。このようにトラブルに巻き込まれるのを避けるためにも、巡回している業者は避けるのが無難です。正規の不用品回収業者に依頼をしましょう。正規業者であれば、買い取り後の販売ルートを持っているので安心です。
やりやすい方法で処分しよう!
洗濯機や食洗機のように、大きい家電は処分する際には悩んでしまいがちです。しかしご紹介したいずれかの方法でなら、処分したりリサイクルすることができます。まだ使えるものはリサイクルして他の人に使ってもらい、廃棄が必要なものは法律に則ってきちんと処分するようにしましょう。